能登半島の入り口、富山県の氷見市に次郎平はございます。氷見市は「きときと(富山弁:新鮮)」な魚が多く、鰤が有名な漁業の町です。
昭和初期に中央町本店が創業し、長きに渡り氷見の地で多くの人々に愛されるようお菓子を作り続けてきました。中でも、当店自慢の「きんつば」は、氷見の冠婚葬祭には欠かせない定番のお菓子として利用していただいております。 あっさりとした上品な餡を薄い皮生地でからませ、職人たちの手によって一つひとつ丁寧に手焼きしております。この作り方も、創業以来変わることなく、受け継がれております。
どのお菓子も素材にこだわり、素材本来の風味や味を活かす作り方に努めております。きんつばも着色料、保存料を一切使用しておりません。そのため、消費期限が3日と短いものとなっておりますが、それも余計なものが入っていない証拠としてご理解いただければ幸いです。 第19回の菓子博覧会では、名誉総裁賞を頂戴するなど、博覧会においても何度も賞を受賞しております。
現在は、中央町本店(休店中)と大野店がございます。大野店では、お店の隣が直営工場となっておりますので、出来立てを味わうこともできます。また、店内にはゆっくりとお茶とお菓子を楽しんでいただけるスペースもございますので、是非ご来店ください。
有限会社次郎平 専務取締役 加野邦彦